期間限定!注文が入ってからカット…モモを丸ごと使った贅沢なかき氷が人気【長野・須坂市】
須坂市に2カ月間だけ営業するかき氷店があります。 旬の果物をふんだんに使っていて、この時期はモモを丸ごと使った贅沢なかき氷が人気を集めています。 ■楠原アナウンサーリポート「長引く猛暑でスペシャルなかき氷が人気です。」 須坂市にある「くだものと僕」。店主の東孝典さんです。 ■東さん「川中島白桃ですね。小布施町とか須坂のものですね。傷があるけど?家庭用のくくりで売られているものでシロップにしたりカットして取り除いて使っている」 手回しのかき氷機で氷を削り…そこにかけるのは自家製モモシロップ! ■楠原アナウンサー「すごい!こんなにピンクなんですか!?シロップ!コンポートしたモモをミキサーにかけました。」 ■東さん「シロップっていうかソースみたいな感じ甘ったるくならないようにレモンとか生姜を入れている」 仕上げに使うモモは…ショーケースから!新鮮な状態で果物を楽しんでもらうため注文が入ってから切ります。 ■楠原アナウンサー「これ何杯分?」 ■東さん「これ1杯分です1玉!?」 1人分に1玉丸ごと!氷が見えなくなるくらいたっぷりと桃をのせます。 「桃のかき氷」1400円(税込み) ■楠原アナウンサー「果肉ジューシー。川中島白桃独特の芳醇な香り華やかな甘さ桃の魅力が感じられるかき氷。ストローがついているが?」 ■東さん「氷が途中で溶けてくるのでシロップと氷と溶けたジュースみたいになるので飲んでもらって飲み物としても楽しんでもらいたい」 SNSで反響を呼び連日お客さんが絶えません。 ■客「インスタで見てこないだ並んでいて来られなかった。お盆は込んでいた。果物がきれいにのっているところと映えますよね」 ■客「うま。すごくおしゃれだなって思って。家のかき氷って氷にシロップだけ。こういうふうに果物がのっているとテンションあがる」 三重県出身の東(ひがし)さん。3年ほど前、知人に誘われて佐久町へに移住しました。 信州で暮らす中で果物の豊富さに魅力を感じるようになりました。 ■東さん「僕はかき氷というより果物の楽しみ方の提案をしている。複雑なことというより、素材のシンプルな味わい方として、果物の味を伝えるのは(かき氷が)いいかな」 須坂市での営業は今月9日~来月29日までのおよそ2カ月。それにはある理由があります。 ■東さん「何かやりたいと思っている人のお試しの場所で僕の場合は2カ月借りて来月末まで」 築125年の旧製糸事務所をリノベーションした交流拠点施設「やまじゅう」は、開業を目指す人を対象にスペースを貸し出しています。東さんもいつか自分の店を出すためこの2カ月間は色んなフルーツに挑戦するつもりです。 ■東さん「次ブドウとか梨とかぜひやってみたい。まだまだ知らない品種が沢山あるのでここで深く知れたらいいな」 その挑戦の一つがワッサー! ■東さん「直売所ですごいワッサー買ってくじゃんって。自分も買ってみてこれはおいしいわと、それは買うわと。須坂市で誕生した品種って聞いてせっかくこの場所でやらせてもらっているのでワッサーのメニューを取り入れようと思って始めた」 「ワッサーと黄金桃のかき氷」1400円(税込み) 温かいお茶は冷えた体を温めてほしいという東さんの思いやり。 ちなみに…ほとんど1人で切り盛りしているため時間に余裕を持って来店してほしいということです。