若者の8割が「スマホ見ながら食事」子供の食育に問題? 千原せいじが指摘「全部、結局親の教育やねん」
お笑いタレント・千原せいじ(54)が、3日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。食事中のスマホや子供の食育を巡る問題について、持論を展開した。 【写真あり】千原せいじ「和尚さんになりました」 11月に、味の素株式会社の調査で「若者の約8割がスマホを見ながら食事をしている」と回答したことがわかり、ネットニュースで報じられた。 この報道を受け、スタッフから「若者の8割がスマホを見ながら食事をとるらしいんですけど、それは良いと思いますか?」と問われたせいじは、「うん、俺もそうやもん。漫画とかを見ながら食ってんのと一緒やから」と私見。「スマホとか言うからアレやけど、やってるツールが違うだけで、おんなじことやってるって」と述べた。 だが、「ちなみに、その8割のスマホを見ている子たちの中の6割が、食事を作業的だと認識している」という声に対しては「それは食育の問題」と問題視。「今、若手芸人とかと飯食いに行ったら、“美味しい”とか喜びを表現せえへんねん。で、なんでやろなーと思ってたら、みんなコンビニとかファーストフードで育ってるから、それがおいしいから、今まで食べたことない味のちゃんとしたもん食べたら“あれぇ?”みたいな感じみたいやで」と、自身の経験を打ち明けた。 一方で、親が食について厳しく指導することも「子供が食事が楽しくないもんってなんねん。ストレスでしかないから」とチクリ。「ただ倒れるとかしんどいとかお腹減るっていうのはあるから、それで作業的になる」と指摘した。 また「この間、21歳の大学生から聞いた」話として、厳しすぎる父に育てられた若者の声を紹介。「3歳のときに、飯がおいしいと思ってがっついていたら、父から“汚い食い方すんな”言うてど突かれて、そっから怖くてもう(食事を楽しめなくなった)」と明かし、「でも聞いたらそういう子多い」と吐露。「全部、結局親の教育やねん」とつぶやいた。 この動画には「あー、確かに。さすが」「楽しくお話しながら、美味しいねって言い合えたら幸せだな」「マジで食育は大事 俺も昔は美味しいものを食べてもその美味しさがあまり理解できなくて、複雑な味わいが脳みそで処理できてないような感じだった」「人と一緒の時はながら食べしないけど、1人の時はながら食べしちゃうな」「誰かと一緒に食べる時はスマホは見ない 1人の時は見る」「気をつけなきゃ…私もそうやってるのかも」「あまりスマホ見ながら食事はしないけどお話の中で食事中子供に厳しくしていると美味しいとか楽しいって感じなくなるのは本当にそうだなって思う」「小さい頃はある程度のマナーは必要やと思うし、大人になってからは厳しかった事に感謝してます。スマホ見ながらはそれはアカンと思う。作ってくれた人に失礼」と、共感などさまざまなコメントが寄せられた。