バルサ、N・ウィリアムズ獲得失敗の場合はコマンに照準か…フリック監督が元教え子を高評価?
ラ・リーガのバルセロナが、バイエルンに所属するフランス代表FWキングスレイ・コマンに関心を寄せているようだ。7日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。 現在28歳のコマンは、パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織出身で2013年にトップチームへと昇格した。同年2月にはクラブ史上最年少となる16歳246日でデビューを飾るなど大きな期待を集めたが、プロ契約締結を拒否して2014年7月にユヴェントスへ加入。翌年8月にはバイエルンにレンタル移籍すると、2017年4月に完全移籍へと移行した。2023-2024シーズンは公式戦27試合に出場して5ゴール3アシストを記録。EURO2024に臨むフランス代表にも選出されたものの、グループステージ1試合の出場にとどまった。 今夏にヴァンサン・コンパニ監督を招へいしたバイエルン。日本代表DF伊藤洋輝やポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ、フランス人MFミカエル・オリーズらの獲得に成功した一方、複数の主力選手には退団の可能性が浮上している。2027年まで契約を残すコマンに関してもバイエルンは売却に前向きな姿勢であると報じられており、後釜としてレンヌに所属する19歳のU-23フランス代表MFデジレ・ドゥエの獲得を目指しているとも噂されている。 そんななか、ラ・リーガのバルセロナが、アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得失敗に備えて、コマンを新たな選択肢に据えた模様。ハンジ・フリック監督はバイエルン時代の教え子である同選手を高く評価しており、N・ウィリアムズに次ぐ“もう一つの候補”として獲得を検討しているという。 なお、メインターゲットであるN・ウィリアムズは、アスレティック・ビルバオの公式SNSにアップされた動画で、「今シーズンが本当に楽しみなんだ。さぁ行こう、アスレティック!」と述べたことから、現在はクラブ残留が濃厚視されている。
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