兵庫県知事選挙の政策を比較!全候補者の県政課題への意見は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
過疎対策、県内自治体との協調路線……まだまだある県政課題は?
他に兵庫県政の課題として挙げられるものがあるのでしょうか? 橋本健氏は全国的に共通している課題、例えば少子高齢化や過疎化の問題は兵庫県も抱えていると指摘。 都道府県のトップである知事は担当する政策や施策が多岐にわたることから知事選の各候補者の公約のボリュームも多くなりがちですが、今回の兵庫県知事選挙では障害者政策などの個別の政策までスポットライトが当たっていない印象を受けたといいます。 橋本氏「全ての候補者の政策に目を通したのですが、見落とされている箇所もあると感じています。兵庫県は大きな自治体なので、過疎地域対策とかはもっと声高にやってほしい」 また、MC鈴木は近隣県と比較した際の人口流出や観光客誘致の課題もあるのではと指摘。橋本氏も「県内の政令指定都市との関係について、どのように協調していくのか。あるいは姫路市や西宮市、尼崎市、明石市などの中核市と県がどう関わっていくのか」も知事選で問われるべき点だと賛同しました。
混迷する兵庫県知事選でも、選挙後は双方が県政推進に力を尽くす!?
ここまで見て、今回の選挙で問われているのが「知事の資質」と言われていることが再確認されました。 今回、事前の情勢で有力とされる候補も県議会との距離感はそれぞれではあるものの、選挙を経てトップが選ばれた暁には知事と議会の双方は県政の推進のために尽力するだろうと予想します。 今年の春以降、混乱が続いている兵庫県政に対して有権者はどのような審判を下すのか。いよいよ明日が投開票日です。