“新潟駅”の改修進む…運休続く“米坂線”の今後は? JR東日本・新潟支社長が見据える展望
白山支社長は「私たちが向き合っている問題は、アイデア一つで何かが変わるようなものではない。その簡単ではないテーブルにJRと自治体が一緒についているわけだから、そこは真剣に相互に議論していきたい。我々にはこれまでも地域と関わってきたという自負があるが、今、ローカル線の現状をめぐっては、各地で問題が非常に深刻になってきている。その中で、後ろ向きな議論ではなく、前向きに私たちの将来に交通や生活を残すため何をするのか…議論しなくてはいけない」 JR東日本は、3月26日に沿線自治体との2回目の協議を開催する予定だ。
女性リーダー「しんどいときにチャンスが」
女性で初めての新潟支社長となったことについては、「意識はしていないが、どうしても『女性初』という言葉がついてくる。それくらい今、女性のリーダーが少ない」と現状を見ている。 「目の前のことに対し、がむしゃらに頑張ってきた結果、色んな人にチャンスをもらって今に至っている。女性に限らず、若い人たちには、ちょっとしんどいときにチャンスがあると考えてほしい。場数を踏むことでしか経験値は上がらないので」
信条としているのは「様々な技術・経験を持つ社員と徹底して議論し、信頼し合って一つの物をつくっていくこと」 地域との取り組みについても、その「議論」を追求する考えだ。
(NST新潟総合テレビ)