【MLB】フィリーズ・カステヤノスがサヨナラ打 首位攻防4連戦に勝ち越し 13年ぶりの地区優勝に前進
【ブレーブス2-3xフィリーズ】延長11回@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月2日、全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」として行われたブレーブス対フィリーズの一戦は、延長11回までもつれた熱戦の末にフィリーズが3対2でサヨナラ勝ち。首位攻防4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、2位ブレーブスとのゲーム差を7に広げた。フィリーズ5番手のカルロス・エステベスは10回からの2イニングを無失点に抑え、3勝目(4敗)をマーク。ブレーブス6番手のアーロン・バマーは11回裏にピンチを招いて降板し、3敗目(4勝)を喫した。 【動画】フィリーズのニック・カステヤノスがサヨナラタイムリーを放つ フィリーズが劇的な勝利で首位攻防4連戦の勝ち越しを決め、13年ぶりの地区優勝に向けて大きく前進した。3回表にマイケル・ハリス2世に9号ソロを浴びるなど、先発のアーロン・ノラは6イニングを投げて2点を失ったが、フィリーズは6回裏二死から連打で2・3塁とし、ニック・カステヤノスの2点タイムリー二塁打で同点に。9回表には4番手のマット・ストラームが一死満塁のピンチを背負ったものの、オーランド・アルシアをファーストフライ、ルーク・ウィリアムスをセンターフライに打ち取り、試合は2対2のまま延長戦に突入した。 10回表からマウンドに上がった5番手のエステベスは打者6人をパーフェクトに抑える好リリーフを見せ、タイブレークの2イニングを無失点。フィリーズもブレーブスの守護神ライセル・イグレシアスの前に、9回から2イニング連続で無得点に抑えられていたものの、11回裏に6番手のバマーから二死1・3塁のチャンスを作ると、ブレーブスは7番手のグラント・ホームズを投入したが、カステヤノスが2・3塁となったあとにセンターへタイムリーを放ち、3対2でサヨナラ勝ちとなった。これで2位ブレーブスと7ゲーム差。ブレーブスの7連覇を阻止し、2011年以来の地区優勝を成し遂げる可能性は高そうだ。