カメラが水没しても写真データは無事そうなSDカード #CPプラス2024
展示のインパクトよ。 SDカードでおなじみのブランド、Lexar(レキサー)。僕も5年ほどLexarのSDカードを愛用していますが、CP+2024にも出展していました。 【全画像をみる】カメラが水没しても写真データは無事そうなSDカード #CPプラス2024 そこで目を引いたのがこちらの展示。鎧を意味するARMORを冠した新しい製品が登場するようです。いかにもタフそうじゃあないの。
防水防塵の頑丈なヤツ
こちらは水中にSDカードを入れるという大胆な展示スタイル。モックではなく実物を水没させているそうな! プラスチック製がほとんどのSDカード界の中では珍しい、金属(アルミ合金)製のボディを備えたSDカードです。金属だと変なところに電気が流れたりしない?と心配になりますが、そのあたりの対策もしているとのこと。 モノとしてはIP68相当の最上級の防水防塵性能を備えたSDカード。継続的に水中に沈めても問題ない防水性能があり、アウトドアのような厳しい環境でも活躍してくれそう。 現状でIP68等級のSDカードといえば、ソニーのTOUGHシリーズやNextorageのRIGIDシリーズくらいしかありません。第3の選択としてLexarを候補にできそうですね。 もう1つのタフネスアイテムは、ポータブルSSD。仕様はUSB 3.2 Gen2x2。読み書き2,000MB/秒の高速伝送を確保しつつも、IP66の防水防塵性能を会得しました。 落下耐性は3m。こちらもアウトドアのような厳しいシーンでの利用が想定されています。 タフな高速ポータブルSSDといえば、SanDiskのエクストリームシリーズが定番。あちらはIP65なので、Lexarの方がわずかに防水性能で上回ってます。微妙な差ですが、少しでもタフさを求める人へ。 SDカードとポータブルSSDは、共に近日公開予定。価格や発売時期が気になるところです。
古いけど早いヤツ
もう1つ、ユニークな製品も展示されていました。シンプルなSDカードのように見えますが、実はUHS-Iなんです。近年は高速なUHS-IIのSDカードが主流ですが、あえて遅い規格のなかで高速通信を目指したそう。 最大容量もたった256GBですからね。「どこで使うの?」と思うかもですが、UHS-II非対応のデジカメを使っているユーザーにとってはありがたい仕様。最近発表された富士フイルムの「X100VI」や、ニコンの「Z fc」もUHS-Iまでしか対応してませんから、意外と出番は多い。 こちらのSDカードも近日正式に発表予定です。うちのPentaxに使ってあげたいな。 Source: Lexar
ヤマダユウス型