報道機関の指摘で気づく…政治資金不記載で陳謝 仙台市議「選挙期間終盤で忙しく」
ミヤギテレビ
仙台市議会 野田譲 議員 「付託をいただいた市民の皆様にこのようにご迷惑をおかけしたことに心からお詫びを申し上げさせていただきたいと思います」 不記載があったのは自民党に所属する仙台市議会の橋本啓一議長と、同じく自民党所属で会派の会長を務める野田譲市議。 両者は23日記者会見を開き、政治資金報告書への不記載があったと認めたうえで陳謝した。 両者はともに泉区選出で、自民党の第二選挙区支部から現金で受け取った寄付金の20万円について、政治資金収支報告書に記載しておらず、報道機関からの指摘を受け気づいたという。 その理由として橋本議長は、「寄付金を選挙運動の報告書に記載する」か「政治団体の収支報告書に記載する」か、判断を後回しにした結果、記載が漏れたという。 野田市議は、「選挙期間終盤で忙しく、会計担当者含め作業が抜け落ちていた」としていて、両者は今月13日に報告書の修正を完了している。 仙台市議会 橋本啓一 議長 「信頼を寄せていただいている有権者の皆様には心からお詫びを申し上げながら、その分しっかりと皆さんの期待にこたえられるようなそういった仕事に尽力してまいりたい」 また、県選挙管理委員会によりますと、泉選挙区選出の外崎浩子県議が代表を務める政治団体についても、今月16日に政治資金収支報告書の修正を受け付けたという。