米陸上の大御所カール・ルイス、自国陸連に大激怒!「全員が勝利よりも重視しているのは…」V大本命400mリレーで痛恨失格【パリ五輪】
現地8月9日、パリ五輪の陸上男子400メートルリレー決勝が行なわれ、アメリカがバトンミスでまさかの失格となった。予選で最速タイムを叩き出し、金メダルの最有力候補と言われていたなかでの失態だった。 【画像】日本陸上界が誇る “最強美人ハードラー”田中佑美の華麗なる厳選フォトを一挙お届け! 今大会の100メートルで金メダル、200メートルで銅メダルに輝いたノア・ライルズが新型コロナ陽性で外れ、代わりにカイリー・キングがメンバー入り。レースでは1走クリスチャン・コールマンと2走のケニー・ベドナレクのバトンパスが乱れ、3走のキング、4走のフレッド・カーリーが走り切ったものの7着でゴールした。そしてレース後、コールマンとベドナレクのバトンパスが規定のエリア外で行なわれたとして、失格となっていた。 この失態に、米陸上の大御所カール・ルイス氏が怒りの声を挙げた。自身のX(旧ツイッター)で、「いまこそ(選手選考の)システムを吹き飛ばすときだ。全く容認できない。USATF(全米陸上競技連盟)の全員が勝利よりも人間関係を重視していることは明らかだ。このプログラムが根本から変わるまで、選手はトラックに立ってリレーを走るべきではない」と荒げた。米紙『New York Post』や米放送局の『NBC』や『CBS』などが報じた。 63歳のルイス氏は、1984年のロサンゼルス大会から96年のアトランタ大会までの4大会で10個のメダルを獲得。ロス大会と92年バルセロナ大会では400メートルリレーで金メダルを手にしている。米陸上界のレジェンドは、五輪男子400メートルリレーで2004年の銀メダル以来、20年もアメリカが表彰台に立てていない要因は、米陸連にあると考えている。 構成●THE DIGEST編集部
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