疾走感120%アドレナリン全開! エンデューロライダーが日本最大級のMTBフィールドを駆け下りる「ダウンヒル」の臨場感がヤバい
自然の中を颯爽と走り抜けられるのは、マウンテンバイクならではの醍醐味。YouTubeチャンネル『ワロスメン』では、富士見パノラマ マウンテンバイクパークを仲間とダウンヒルする様子がアップされています。今回はその臨場感あふれる動画を見ていきましょう。 【写真】臨場感たっぷりのダウンヒルをチェックする(全5枚)
スリルと爽快感あふれるダウンヒルコース
長野県にある富士見パノラマリゾートは、様々なレベルのダウンヒルコースが整備された日本最大級のMTBフィールド。本格的なダウンヒルは久々というワロスメンさん。まずは様子を見ながらのスタートです。とはいえ、なかなかのスピードで森の中を降りていくみなさん。風を切るゴーという音からもスピードが出ていることを感じられます。 富士見のコースは岩がボコボコと出ていて結構キツいそう。スピードを出しながらもコーナーは避けないと崖に真っ逆さまなので、慎重さも必要です。ダウンヒルだからこそのこのスリルと爽快感が、最高に楽しいのだとか。「ああ、気持ちい!!」と声を上げながらみなさん華麗なテクニックで滑走していきます。 ちなみに、自転車は前後にサスペンションが付いているフルサスペンションのもの。フルサスだからこそハイスピードで下っていても底付きもせず、衝撃をうまく吸収できるようです。
中・上級者向けコースにはキッカーやドロップも
コース内にはいくつか分岐点があり、難易度を都度選びながらチャレンジできます。中・上級者向けの「ジャンプトレイル」にはキッカー(ジャンプ台)が多数組み込まれていて、ワロスメンさんもジャンプにトライ! 道幅が狭く勾配が急な難易度の高いゾーンにはドロップ(大きな段差)も多いので、両腕がパンパンになるほどブレーキングにも力が入ります。
走り続けるMTBライダーたち
道の真ん中に幹が立っていたり、急なコーナーが連続していたりなど、走りにくいゾーンが続きます。途中で、大きな青大将にも遭遇。まさに大自然の中ということがよく分かりますね。前を走っていたメンバーの1人は、チェーンが外れるというトラブルで停止中。ダウンヒルでもパンクや岩にぶつけて車体破損などのトラブルがよくあります。スピードが出ている分、受けるダメージも大きいので要注意。 山を降りたら、どんどん次のラウンドへ。前回走っていない道を通りながら、森の中を大疾走。岩や幹が多いトレイルは腕がすぐ疲れてきます。それでもさすが「生粋のエンデューロライダー」のワロスメンさん、大きな岩の上からの直滑降も見せてくれました。 最後はゴツゴツしたところで少し手をついてしまった場面も。トレイル6本目で、今回は終了。ライダー目線で、ダウンヒルの躍動感や過酷さを感じられる動画でした。 視聴者からも「面白さと過酷さが伝わってきた」「フルサスペンションでダウンヒルやってみたい」という声が寄せられていました。トレイルライドに興味がある方は、ぜひ一度動画で雰囲気をチェックしてみてはいかがでしょうか。
野中陽平