世界最高額は誰だ! 市場価値ランキング11~20位。トップに立った男とは【2024年最新版】
18位:ガビ(バルセロナ/スペイン代表) 生年月日:2004年8月5日 市場価値:9000万ユーロ(約126億円) 2023/24リーグ戦成績:12試合1得点1アシスト 18位には、デビューからあっという間にワールドスターとなったガビがランクインした。その市場価値は9000万ユーロ(約126億円)と、大台の1億ユーロ(約140億円)に限りなく近づいている。 2021/22シーズンに当時17歳でバルセロナのトップチームデビューを飾った同選手は、あっという間にスタメンの座を射止めた。それはスペイン代表でも同じで、プロデビューから間もない2021年10月にA代表で初出場を飾ると、現在まで27試合連続で出場している。18歳で迎えたカタールワールドカップにも全4試合でスタメン出場を飾った。 彗星の如く現れたスペインの新星は、バルセロナ出身の選手らしい高い技術はもちろんのこと、ハードワークできる守備強度の高さを持ち合わせている。闘争心を前面に押し出したプレーで相手に強烈なプレッシャーを掛けてボールを奪い切る。そこからの技術も兼ね備えているため、ショートカウンターの起点となることが多い。残念ながら今季は右膝前十字靱帯断裂の大怪我の影響で残りのシーズンの欠場が決定的だが、彼がいなくなったことでバルセロナは苦戦を強いられており、不在の中でも評価が高まっている。
17位:ペドリ(バルセロナ/スペイン代表) 生年月日:2002年11月25日 市場価値:9000万ユーロ(約126億円) 2023/24リーグ戦成績:13試合2得点2アシスト 17位には、カナリア諸島が生んだ天才MFペドリがランクインした。 カナリア諸島に本拠地を構えるラス・パルマス出身の同選手は、2019年夏にバルセロナへ完全移籍(2019/20シーズンはラス・パルマスへローン移籍という形で残留)を果たした。翌シーズンから正式にバルセロナの一員となると、1年目からラ・リーガで37試合に出場し、シーズン後に行われたユーロ2020(欧州選手権)と東京オリンピックでフル稼働。このシーズンに負荷をかけ過ぎた影響もあって現在は怪我がちになってしまったが、あまりに鮮烈な1年間だった。 ペドリはオフザボールもオンザボールのどちらの質も超一流で、中盤で動きながらスペースを見つけて、そこから司令塔として周りの選手を活かすプレーで攻撃を活性化させる。引いた相手に対しても有効な動きをすることができる貴重な選手だ。 先述した通り近年は怪我が多く、市場価値も2022年11月に叩き出した1億ユーロ(約140億円)から9000万ユーロ(約126億円)にまで下がっている。再び世界を驚かせるパフォーマンスをみせて自己最高額を更新することができるだろうか。