今季のバルセロナは“欧州王者”も狙えるチーム スコールズはCLでのフリック・バルサの躍進を期待
ラ・リーガでは首位独走中
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるポール・スコールズ氏は今シーズンのCLでバルセロナは優勝を狙えるチームの1つだと考えているようだ。 [動画]ハフィーニャ、オルモのゴールでエスパニョール撃破 好調バルセロナは公式戦6連勝 ハンジ・フリック監督が就任した新生バルセロナは今ヨーロッパで最も勢いのあるチームと言っても過言ではない。ラ・リーガでは11勝1敗で首位をキープしており、1試合少ないが2位のレアル・マドリードとの勝ち点差は「9」となっている。 ここ最近はバイエルン(4-1)、レアル・マドリード(4-0)と強豪相手にもその力を見せつけており、レヴァンドフスキ、ヤマル、ハフィーニャの「トリデンテ」は破壊力抜群だ。CLでは現在2勝1敗となっているが、スコールズ氏は『Sky Bet』の『The Overlap』にてバルセロナへの期待を語った。 「バルセロナは危険なチームになる可能性があると思う。彼らはしばらく舞台から遠ざかっていたが、先週のバイエルン・ミュンヘン戦を見て『すごい』と思った。バルセロナのチームでそのようなプレイを長い間見たことがなかった。彼らは非常に若いチームだが、バルサを連想させるチームに戻っている」 バルセロナが最後にCLで優勝したのは2014-15シーズンまで遡る。そこから10年間欧州王者から遠ざかっている。メッシやイニエスタなど時代を彩ったスターたちの退団後、苦しい時期も過ごしたが、ヤマルを中心に再びカンテラ組も台頭してきている。 シーズン開幕前は、昨季王者のレアルやスター選手揃いのマンチェスター・シティ、バイエルンといったところがCLの優勝候補と考えられていた。まずはCLリーグフェーズ第4節のレッドスター戦でしっかりと勝ち点3を手にすることが大事ではあるが、スコールズ氏が言うようにフリック率いるバルセロナを見ると、十分に欧州王者を狙えるチームだと言える。
構成/ザ・ワールド編集部