京セラ、法人向けWi-Fiタブレットを2025年春以降に発売 ディスプレイ面でNFC読み取りが可能
京セラは、11月5日に法人向けWi-Fiタブレット「KC-T305CN」「KC-T305C」を発表。2025年春以降に京セラから販売開始する予定だ。 【画像】利用イメージ 本製品はディスプレイ面でのNFC読み取り機能を搭載し、マイナンバーカードや交通系IC、クレジットカードのタッチ決済などのシーンで活用可能。インカメラはQRコード決済や一次元バーコードの読み取りにも対応する。 アプリやシステムのメンテナンス負担を軽減するため5年間同じ端末、同じOSで購入でき、追加で4年間の修理に対応することで最長9年間利用可能。飲食店などテーブルの上で長時間充電しながら使用する場合も充電状態を適切にコントロールし、バッテリー負荷を下げて発熱や膨張を抑えるという。 屋外でも利用できる防水/防塵(じん)性能、75cmからの落下を想定した落下試験もクリアする耐落下性能を搭載。泡ハンドソープやアルコール除菌シートも利用でき、塗装レスのため長期間使用しても傷や摩耗跡が目立ちにくい仕様となっている。 タブレットが不調の際、内部部品に異常がないかを簡易的に調べられるデバイス故障診断機能も利用可能。手袋をしたままやぬれた手でも操作できる「グローブタッチ」「ウェットタッチ」も利用でき、Class1の顔認証に対応する。 本製品は、11月20日から千葉県幕張メッセで開催される飲食業界イノベーションWeek内の「スマートレストランEXPO」へ出展。飲食店での困りごとに対し、京セラ製品を活用した解決策を実機デモを通して紹介していく。
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