立民代表選のウラで「蓮舫」復活の可能性 党内でささやかれる国政返り咲きの「救済策」とは
息を吹き返しつつある“昔の顔”
党の行方を左右する混乱の中、立民内では“昔の顔”が息を吹き返しつつあるという。都知事選で大惨敗を喫した蓮舫前参院議員だ。 先の立民幹部が解説する。 「蓮舫さんは小池百合子知事どころか、石丸伸二前安芸高田市長の後塵を拝し、選挙後は“もう辞める”と政界引退を示唆していた。それを元同僚議員らが、毎晩のようになだめ続けた。引退を踏みとどまった最大の理由は、野田さんの代表選出馬。彼女は花斉会の所属だったので、野田さんが代表に返り咲けば、自分も陽の当たる場所に戻れると踏んだのでしょう」 党内では蓮舫氏の“救済策”が検討されているとも。 「来夏の参院選に全国比例で出馬させる案です。前回衆院選で落選した辻元清美代表代行を救済したのと同じスキームで、これなら確実に当選できるというワケ」
「週刊新潮」2024年9月19日号 掲載
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