老いてなお、ごきげんに生きるヒントがつまった映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』公開決定
広島県尾道市で100歳を超えてひとり暮らしを続けている石井哲代さんの101歳から104歳までの日々を見つめたドキュメンタリー映画『104歳、哲代さんのひとり暮らし』が、来年(2025年)1月31日より広島県内先行公開に続き、同年4月より東京・シネスイッチ銀座を皮切りに全国で順次公開されることが決定した。 【動画】リリー・フランキーがナレーションを担当した予告編 「人生100年時代のモデル」として広島県内の新聞やテレビで紹介されてきた哲代さんの、老いてなお、ごきげんな日々が映画になった。小学校教員や民生委員として地域のために尽くしてきた哲代さんは、今も地域の人たちから「先生」と呼ばれている。親族や近所の人たちのサポートと公的な支援を受け、尾道の自然に囲まれた一軒家でひとり暮らしを続けている哲代さん。 その人生の酸いも甘いも上手に味わう前向きな姿勢とユーモアあふれる言葉を紹介した書籍『102歳、ひとり暮らし。哲代さんの心も体もさびない生き方』『103歳、名言だらけ。なーんちゃって』(共に著:石井哲代・中国新聞社/文藝春秋)は累計発行部数21万部(2024年10月時点)を超えるベストセラーとなっている。 できなくなったことを追いかけず、できることに目を向け、いつも感謝の気持ちを忘れない哲代さんの暮らしは、老いて楽しく生きるヒントにあふれ、幸せな生き方の手本として高齢者のみならず、年齢を重ねていくすべての人々の将来をあかるく灯してくれる。 今回、解禁された予告映像は誰しもに訪れる老後の不安を希望に変える哲代さんの日々と、ナレーションのリリー・フランキーのぬくもりのある声が印象的な仕上がりになっている。