白飯にぴったり!じゃがいもおかずのNEW定番2品【Mizukiさんの新しいじゃがいもレシピ】
いつも買い置きしてある身近な野菜、じゃがいも。でも、じゃがいもを料理しようとすると、いつも似たようなメニューになってしまう…。そこで、料理研究家のMizukiさんが、じゃがいもの味わいや食感を生かしつつ、新しいおかずにアレンジしてくれました。じゃがいもおかずの新定番になりそうなMizukiさんのBESTレシピ2品をご紹介します! 【画像で確認】「じゃがいもと豚肉のバター照り焼き」豚肉をやわらかく仕上げるコツは? ▶教えてくれたのは… 料理研究家。「簡単・時短・節約」「普通のおかずを華やかに」がコンセプト。身近な食材で失敗なく作れるレシピが評判を呼び、雑誌、テレビ、WEBメディアなど、さまざまなジャンルで活躍中。『レタスクラブ』では「Mizukiのコスパ最高!おかず」を連載中。 ■麻婆じゃがいも ほくほくじゃがいもにピリ辛味のひき肉がとろりとからんで絶品! 【材料】(2~3人分)*1人分242kcal/塩分2.4g ・じゃがいも・・・ 大2個(約400g) ・豚ひき肉・・・ 150g ・長ねぎ・・・ 10cm ・豆板醤・・・ 小さじ1/2~1 ■A └おろしにんにく(チューブ)・・・ 2cm └酒、しょうゆ、みそ ・・・各大さじ1 └とりガラスープの素 ・・・小さじ1 └水 ・・・1と1/2カップ ・万能ねぎの小口切り・・・ 適量 片栗粉 ごま油 【作り方】 1. じゃがいもは1.5cm角に切る。長ねぎは粗みじん切りにする。片栗粉大さじ1は水大さじ2で溶いておく。 2. フライパンにごま油大さじ1と豆板醤を入れて中火にかけ、香りが立ったらひき肉、長ねぎを加えて炒める。肉に火が通ったらじゃがいもを加えて約2分炒める。 3. Aを加え、煮立ったらふたをして弱めの中火にし、約12分煮る。弱火にし、1の水溶き片栗粉を再び混ぜて加え、とろみをつける。器に盛り、万能ねぎをのせる。 Mizuki’s Point 肉の色が変わったら、さいころ状に切ったじゃがいもを加えてなじませる。 ■じゃがいもと豚肉のバター照り焼き 甘辛+ バターでご飯がどんどん進む最強のおかずに! 【材料】(2人分)*1人分465kcal/塩分2.4g ・じゃがいも・・・ 2個(約300g) ・豚肩ロースとんカツ用肉・・・ 2枚(約200g) ■A<混ぜる> └しょうゆ・・・ 大さじ1と1/2 └酒、みりん ・・・各大さじ1 └砂糖 ・・・大さじ1/2 塩 こしょう 小麦粉 サラダ油 バター 粗びき黒こしょう 【作り方】 1. じゃがいもは1cm幅の拍子木切りにする。豚肉は1cm幅に切り、塩、こしょう各少々をふり、小麦粉大さじ1をまぶす。 2. フライパンに油大さじ1を中火で熱し、じゃがいもを入れて約3分炒める。豚肉を加えて約4分炒め、肉に火が通ったらA、バター10gを加えてからめる。 3. 器に盛って好みでバターをのせ、粗びき黒こしょう適量をふる。 Mizuki’s Point じゃがいも、豚肉を時間差で炒めることで、肉に火が通り過ぎず、やわらかく仕上がる。 * * * どちらのレシピも、材料を切って炒めるだけでカンタンにできるのがポイント。それでいて、豆板醤やバターなどの調味料が効いているので、本格派の味わいです。白いご飯によく合うおかずなので、ぜひたっぷり作って家族みんなでモリモリ食べましょう! レシピ考案/ Mizuki 撮影/木村 拓 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子 ※じゃがいもの芽や緑色に変色した部分には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれています。調理の際にはこれらの部分を充分に取り除きましょう。 文=高梨奈々