【センバツ】広陵・高尾響がノーノーから一転 先制直後の8回裏に同点打許す
◇第96回選抜高等学校野球大会 (27日、甲子園球場) 春の選抜高校野球は27日、第2試合で広陵(広島)と青森山田(青森)が対戦。広陵の先発・高尾響投手が7回までノーヒット投球を続けていましたが、8回の先頭バッターに2ベースを許し記録達成とはなりませんでした。 【画像】木製バットの使用で注目される青森山田の吉川勇大選手 高尾投手は140キロ台前半のストレートとスライダーや落ちる変化球を駆使し、7回まで9奪三振2四球で1本のヒットも許しません。 両チーム無得点の8回には2アウト2、3塁のチャンスで7番・白髪零士選手がレフト前にタイムリー。さらに相手のファンブルもありこの回2点を奪います。 待望の先制点をもらった高尾投手でしたが直後の8回裏、先頭の代打・蝦名翔人選手に初球を左中間に運ばれ2ベースヒットを許します。ノーヒットノーランの大記録がついえると高尾投手が突如崩れ2つの四球などで1アウト満塁のピンチを招きます。 すると、3番・対馬陸翔選手にはライト前へ同点の2点タイムリーを打たれ試合は振り出しに戻りました。