杢代和人、主演・菊池風磨を「本当に尊敬しています」2024年は“かなり夢がかなった1年”と振り返る<私たちが恋する理由>
菊池風磨が主演を務めるドラマ「私たちが恋する理由」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)。原作は、「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」の大人の恋愛部門で大賞を受賞した、ma2による同名コミック。オフィスを舞台に菊池や久間田琳加をはじめとした6人の男女が繰り広げる、焦れったくもほろ甘い“大人のピュア恋”ストーリーで、年齢を重ねるごとにいろいろ考えてしまい、踏み出すことに臆病になる大人の恋愛模様を描く。 【写真】杢代和人、新人社員役らしくスーツを着こなす このたびWEBザテレビジョンでは、同作で菊池演じる黒澤の後輩・伊丹瑞貴を演じる杢代和人にインタビューを実施。役作りや撮影現場の様子、今後の俳優としての目標などを語ってもらった。 ■今作への出演決定は「はちゃめちゃにうれしかった」 ──改めて、出演が決まったときの気持ちを教えてください。 はちゃめちゃにうれしかったです。やっぱり、ずっとテレビで見ていた菊池風磨さんと共演できるのがうれしくて。そして、ラブコメに参加することも新入社員役でスーツを着る役も初めてなので、そのうれしさもありました。 ──原作や脚本を読まれて、どう感じましたか? 日常生活のお話ではありますが、その中のちょっとしたときめきの描写がすてきだと思いました。自分の日常でも想像できるというか、「こういうことがあったらいいな」と感じられて、世代問わずいろんな方がキュンとできる作品だと思います。ドラマだとクスッと笑える部分もありますし。 ──伊丹はそのクスッとする部分も担っていますよね。 そうですね。いい塩梅だと感じています。 ■久間田琳加からも絶賛の伊丹役「本当に似合ってるよと言われました」 ──演じられる伊丹についての印象はいかがでしょう? 本当に明るい人です。天然というか少し抜けているところがありつつ、一見黙っているとかっこいいというギャップもあり、僕自身とても好きな役です。 ──ご自身と通じる部分はありますか? 久間田さんからは「本当に伊丹役、似合ってるよ」と言っていただきました。 僕が風磨くんの足元に物を落としてしまって、テンパって「やばいやばい!」と言いながら取っていたら、風磨くんから「何してんだよ!」と言われて(笑)。 そのときに、久間田さんから「今の伊丹にしか見えなかったよ」と言ってもらえて、改めて演じることができてよかったと思いました。自他共に認める、本当にぴったりの役です。 ──逆に難しい部分はありますか? ツンデレシーンでは、嫌な感じは出したくないので、その加減を監督と話しながら演じています。今のところは順調に撮影できているかなと思っています。 ──黒澤への恋の矢印が徐々に出てきましたが、そのあたりの役作りはいかがでしょうか? 最初の「葵のことが好きなんじゃないか?」というところから、実は黒澤が…だったことが後々分かってくるので、そこは意識しながら演じていました。葵が好きなように見えるお芝居は監督と相談しながら調節しました。伏線を張りながら演技しています。 ■現場の雰囲気は「毎日お祭り状態です(笑)」 ──現場の雰囲気はいかがですか? 毎日お祭り状態です(笑)。フランクで笑顔が絶えない、毎日来たいなと思える現場です。その雰囲気は座長が風磨くんだからこそだと思いますし、本当に尊敬しています。 ──撮影中で印象に残っていることはありますか? 風磨くん演じる黒澤にほっぺをむぎゅっとされるシーン(第2話)があったのですが、あれはいいですよねぇ(笑)。伊丹の中でハッと驚くリアクションが出ているのですが、狙っていないかわいさがあると思うので、見ていただきたいです。 ──撮影現場での楽しみはありますか? 風磨くんとのごはんです。「増量したいのですが、どうやって増やせばいいですかね?」と悩み相談をしたら「食べた方がいいよ」とアドバイスをもらいまして。「じゃあごはんに連れて行ってください!」と伝えたら「いいよ、行こうよ」と快く言ってくださったので、すぐにでも連絡したいと思っているところです。 ■「今年はかなり夢がかなった1年」今後チャレンジしたい役についても ──タイトルにちなみ、“恋しているもの”を教えてください。 洋服が好きです。衣替えをして、少しずつ着られる服が増えてきているのが楽しくて仕方なくて。皆さん「衣替えは面倒だ」と言いますが、僕は「この服が着られる!」と服をハンガーにかけていく作業が好きで、気づけば2時間くらい夢中になっていました。 ──これからの季節に着たいものはありますか? 元々モノトーンが好きだったのですが、最近は色を使うことにハマっています。淡めのデニムや色が入ったアウターを買ったので、色遊びをしたいと思っています。 ──今作を始め、話題作に続けて出演されていますが、今後挑戦したい役はありますか? ありがたいことに、本当にいろいろな役をやらせていただいてます。考えてみると、悪役も時代劇も、今回のようなかわいらしい役も「やりたい」と思っていた役ができ、2024年はかなり夢がかなった1年でした。 ただ、刑事ものや医療ものなどには出演したことがないので、2025年にはそういった役にも挑戦していきたいです。 ──最後に、作品の見どころと、“伊丹のここに注目してもらいたい”という部分を教えてください。 最初は「あれ?どっちが好きなんだろう?」という伊丹ですが、黒澤が好きだと分かってからは、黒澤と葵への嫉妬をあらわにするシーンや、黒澤へ逆に意地悪してしまうシーンなどもあり、そこが個人的にはとてもかわいくて見どころだと感じています。そんな伊丹のアピールにぜひ注目してもらいたいです。 全体としては、いろいろなペアがあるからこそ見入ってしまい飽きない作品だと思っています。そんな魅力がどんどん加速していきますし、キュンも増えていくので、ぜひ何度も見直してほしいです。