【大学野球】ドラフト1位候補の関大・金丸夢斗が腰の違和感で4回降板 25日の近大戦には復帰か
◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第6節1回戦 関学大1X―0関大(11日・甲子園) 関西学生野球は第6節が甲子園で行われ、関大は首位の関学大にサヨナラ負けを喫した。先発マウンドに上がった今秋ドラフト1位候補の関大・金丸夢斗(4年=神港橘)が、4回1安打無失点で降板。試合後、取材に対応した左腕は「腰に違和感があったので、大事に至る前に自らやめておこうと思って4回で降りました」と、理由を明かした。 甲子園のマウンドに上がった金丸は初回、2死から四球を与え、昨秋の関学大1回戦から続く連続無四球イニングが「37」でストップ。2回はこの日の最速148キロを出して3者凡退としたが、3回に腰に違和感が出た。4回1死でこの日2つ目の四球を与え、小田洋一監督がマウンドへ。この回は併殺にしのいだが、大事を取って5回のマウンドには上がらず、2番手・足立幸(3年=社)に交代した。 ここまでチーム全7試合のうち、金丸は5試合(先発3)に登板。計35イニングを投げて、1勝1敗、防御率0・00、47奪三振をマークしている。「もちろん疲労はあったとは思うんですけど、そんなことも言っていられないので、今日はまずしっかりと勝とうと思ってマウンドに上がりました」と左腕。試合前もコンディションに変化はなく、腰についても痛みではなく違和感であったと軽症を強調した。 今後については「まだ分からないが、無理はせずに、チームが勝てるように、体と相談しながやっていきたい」と金丸。小田監督は「近大戦(25日)は大丈夫だというふうには思っているが、明日以降、状態を見ないと分からない」と説明した。
報知新聞社