男女5人仲良しグループってそんなに存在するの?…『約束』『366日』『Destiny』を見て抱いたギモン
古き良き時代の「おもいで」
『366日』は恋愛ドラマである。 高校時代の友人グループが基本になっている。 高校卒業して10年、同窓会で再会して、好き合っていながら行き違っていた二人(広瀬アリスと眞栄田郷敦)は付き合い始める。でも、最初のデートの直前、彼は転落して頭を強く打ち、記憶をなくす。 彼の回復を助けるため、高校時代の友人が集まる。 坂東龍汰と綱啓永と長濱ねるが演じている。いつも5人で集まる。 5人で集まるドラマである。 ときどき高校時代が回想される。 このドラマの高校時代のおもいでは、だいたい古き良き時代である。 そこは『約束~16年目の真実~』とは違う。 石原さとみの『Destiny』もまた、同窓生がらみのドラマだ。
みんな「ずっと友だち」と言っていたのに…
ヒロインの石原さとみは検事。 そして信濃大学の法学部のクラスメイトを演じるのが、田中みな実と宮澤エマ、矢本悠馬、亀梨和也である。 こちらも5人組だ。 クラスメイト5人物語が、今クールは目立つ。 石原さとみ(37)、田中みな実(37)、宮澤エマ(35)、亀梨和也(38)、矢本悠馬(33)が第1話ではそのまま大学生役を演じていたから、なかなか見ものであった。 そのあと卒業から12年経ったドラマが展開する。みんな35歳になっている。 1話で、みんなずっと友だちと言っていたのに、奏(石原さとみ)と真樹(亀梨和也)が黙って付き合いだしたことに不満を抱いたカオリ(田中みな実)が暴走する。文字通り、助手席に真樹を乗せてクルマで猛スピードで走って、暴走して、崖に激突して死亡する。 1話で5人組は1人欠けた。 12年後の13回忌をきっかけに、再会する。最初はすれちがっていたが、やがて4人は一堂に会する。 ヒロインは、過去の真実を知りたいと検事になったのだが、それは、この12年前の友人の事故死がきっかけではない。さらに8年前、彼女が中学三年のときに、検事だった父が自死した事件の背景を探ろうとしている。 そのヒロイン父自死事件が、8年後のカオリ暴走事故死につながり、それは現在のいろんな状況につながる。 ちょっとヒネりが多い感じもするが、まあ、こんなものでいいのだろう。 途中、恋愛ドラマモードになっていた。
【関連記事】
- 【つづきを読む】河合優実と坂東龍汰のドラマ『RoOT/ルート』が「かなり深い」…!3回繰り返し見たが、「見るたびにおもしろくなっていく」と言えるワケ
- 「撮影が進まない」とテレ朝は焦りまくり…!キムタクが「主演ドラマ」よりも夢中になっているもの
- 「現場で好感度の高い女優ランキング・ベスト30」27位米倉涼子、29位深田恭子…30位だった「まさかの女優」
- 「ずっと続いてほしい長寿番組」ランキング!6位『サザエさん』、5位『徹子の部屋』を抑え…圧倒的支持を得た「番組の名前」
- ショックだった有名人の結婚ランキング!5位「松田聖子・神田正輝」、2位「新垣結衣・星野源」を抑え…圧倒的支持で1位に選ばれた「夫婦の名前」