男女5人仲良しグループってそんなに存在するの?…『約束』『366日』『Destiny』を見て抱いたギモン
心揺さぶられる「スリリング」さ
※ドラマ『約束~16年目の真実~』と『366日』と『Destiny』の内容に触れています。 【一覧】テレビ局「本当は使いたくないタレント」…ワースト1位は意外な大御所…! 中村アンの深夜のドラマ『約束~16年目の真実~』は高校時代の同級生がドラマのポイントにある。 ヒロインの桐生葵(中村アン)は刑事だ。 16年前、彼女が高校生のとき、近くで連続殺人事件が起こった。 彼女の父が犯人として捕まり、無実を主張するが、獄中で病死した。 彼女は刑事となり、事件の真相を明らかにしようとする。 彼女が自分の街に帰ってきたとき、その16年前を彷彿とさせるような連続殺人がまた起こるのである。 なぜまたいま連続殺人なのか。彼女は戸惑う。 16年前、高校生だったとき、身近なところで事件が起こり、衝撃を受けた彼女は、その前後の記憶がない。 このあたりがスリリングである。 覚えていないため、父が真犯人かとおもう瞬間があったり、ひょっとしたら私が犯人だったのではないか、と疑うこともある。 その揺れ幅の大きさが、見ているものを揺さぶっていく。 誰が犯人だろう、と、久しぶりにどきどきしながらドラマを見た。 事件のポイントは「犯人にしか知り得ない事実」にある。 警察が発表していな事実は、捜査で現場にいたものか、犯行のときに現場にいたものしか知り得ない。 「殺された被害者の口にはビー玉が詰められていた」というのがそれである。 ここがポイントになる。
心が震える「新しい真実」
この「被害者の口にビー玉」というのは、当時、高校の映像研究部が撮影しようとしていたシナリオに書かれていたことなのだ。 主人公とも親しかった映像研の部長(細田善彦)が書いたシナリオである。 そしてそのシナリオは、ついに映像化されていない。 だから、そのシナリオを読んだことあるものが、この連続殺人に関わっていたということがわかってくる。 シナリオを読んだものは少ない。 みな、ヒロイン刑事の知り合いばかりだ。 つまり彼女の高校時代の友人の中に犯人がいる可能性が高い。 彼女は高校時代に仲の良かった友人の捜査を始める。 いろんな新しい事実がわかり、そのつど、心が震えていく。 16年前に友人だったと言っても、いまのそれぞれの人生も心情もリアルにはわからない。 そこがお話のポイントにある。 高校時代親しかった友人を演じているのは、細田善彦、佐津川愛美、森永悠希、織田梨沙である。彼らへの捜査が進む。 細田が演じる不破は謎の男、佐津川の尾藤恵は大手セキュリティ会社の社長令嬢、森永の天草は怪しいタクシー運転手、織田の演じる飛鳥桃は洋食店のオーナー、みんな昔とは違ういまの生活があって、それぞれに怪しい。 高校時代の友人だといっても、16年後の真実はわからない。疑心暗鬼に陥る主人公を描いて、目が離せないドラマに仕上がっていた。
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