【独自】日産・内田社長 ”下請けいじめ”調査結果 あす説明へ
日産自動車の内田誠社長は、下請け企業へ不適切な取引を継続している問題をめぐり、あす午後に事実関係について記者会見する意向を固めたことがテレビ東京の取材でわかった。 内田社長は、複数の幹部とともにきょう午後、経済産業省を訪れた。その席で経産省の幹部らに一連の事実関係について説明し、あす午後に記者会見する意向などを伝えた。 経産省への説明を終えた内田社長は、テレビ東京の単独取材に対し、「(不適切な取引があったかどうかについて)自工会の会見で申し上げたようにきちんと説明します」「(会見予定については)きちんと連絡します」などと答え、事実関係について言及を避けた。 複数の関係者は、内田社長があすの会見で調査結果を公表する意向であることを明かした。 日産は3月7日に下請け企業に違法な減額を強要していたとして公正取引委員会から再発防止の勧告を受けた。その後5月10日のテレビ東京「WBS」で、複数の下請け企業が「日産による一方的な減額や買いたたきが続いている」などと証言し、政財界から日産に対して事実関係を明らかにするよう指摘が相次いでいる。