新宿BLAZE、V系・アイドルの“目標”であり続けたライブハウスが営業終了 「10年以上通った」「私の青春」
新宿歌舞伎町のライブハウス 新宿BLAZEが、7月31日をもって営業を終了した。 【画像】V系バンドやアイドルら新宿BLAZEの閉店を惜しむ 公式X(旧Twitter)にて「定期建物賃貸借契約終了」を理由に営業終了が発表されたのは、昨年の7月24日。2010年の営業開始から13年8カ月、バンドやアイドルなど多数のアーティストがパフォーマンスしたステージは、菊地成孔らによるSHINJUKU BLAZE LIVE SERIES 結成20周年記念イベント『ダンスフロアのペペ・トルメント・アスカラール』で幕を閉じた。 営業終了の報告を受けて、SNSでは音楽ファンだけでなく、新宿BLAZEのステージに立ったアーティストからも悲しみの声が挙がっている。ヴィジュアル系バンド キズのユエ(Ba)は、「BLAZEで色んなバンドと対バンして、経験し、成長させてもらいました。この思い出は僕の財産。 ありがとうございました。」と綴り、Psycho le Cémuのseek(Ba)は「新宿BLAZE 特別な想い出が沢山詰まったライブハウス。何度もステージに立たせて頂きました。 ステージから見えるフロアが大好きでした!ありがとうございました。」と感謝を表した。 またアイドルグループ RiNCENT♯の雪乃かりんも「素敵な演出が沢山で夢のような時間でしたし対バンライブでも沢山お世話になりました!新宿BLAZEさんはずっと大好きなライブハウスです」と反応。タイトル未定の阿部葉菜は「2017年。2月25日。新宿BLAZE アイドルとして初めて立ったステージ。 放課後、制服のまま何度も駆けつけた。本当に大好きな箱。私の青春!ありがとう。」と自身の初ステージを振り返った。 “新宿BLAZEでのワンマンライブ”を目標に掲げることも多かったヴィジュアル系バンドやアイドル。そのファンも多くの思い出を共有しており、「10年以上通いました。色んなアイドルさんたちとの様々な思い出が浮かんで来ます」「新宿BLAZEで生まれた感動やワクワクたくさんいただきました!!!」「手描きのボードを見ることも楽しみの1つでした」など、感謝の言葉を伝えている。
伊藤聡志