指原が声優アイドルをプロデュース 「アイドルオタクが理想のアイドルを」
アイドルグループ「HKT48」の指原莉乃が、声優アイドルをプロデュースすることが分かった。 指原は昨年8月にAKB48グループ、「乃木坂46」、「欅坂46」の総合プロデューサーを務める作詞家の秋元康氏、音楽プロデューサーの小室哲哉、「モーニング娘。」らが所属するハロー!プロジェクトを手掛ける音楽プロデューサーのつんく♂とともに、「代々木アニメーション学院」のプロデューサーに就任。 今回、同校とタッグを組み、「代々木アニメーション学院Presents指原莉乃プロデュース声優アイドルオーディション」を開催する。 指原といえば、学生時代は「モーニング娘。」などハロー!プロジェクトのアイドルの大ファンだったことでも知られ、12年6月にはアイドルイベント「第1回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」をプロデュース。 その後も、「SKE48」の終身名誉研究生の松村香織のソロデビューをプロデュースしたほか、「HKT48」のメンバー兼劇場支配人を務めて、同グループのコンサートの曲目や演出にも関わっている。 今回、 指原がプロデュース“声優アイドル”は女性限定で、複数メンバーによるグループになるという。 また、メンバーは声優活動とアイドル活動を両立し、今夏のCDデビューを目指す。 指原は会見で「自分がやりたかったことをすべて今回のプロジェクトでやらせて頂く予定なので、すごく楽しみです。アイドルオタクが理想のアイドルグループを作りたいと思っています」と笑顔。 自ら衣装や楽曲の振付師、ミュージックビデオの監督の選定に関わるほか、楽曲の作詞などにも意欲をみせて、「今は無理ですけど、15年後、20年後くらいには印税で生活できたらうれしいです」、「これからは秋元(康)さんではなく、私のもとに来てください」と話して笑わせた。 報道陣からの「どんな人材に集まってほしい?」との質問には、「もちろん、“エース級”のコという気持ちもあるのですが、自分自身、(不登校で)中学校に通っていなくて、アイドルに助けられたこともたくさんあるので。もちろん、エース級のコにも入ってほしいんですけど、今の生活を変えたい、変わりたいという落ちこぼれのコにも、ぜひ応募してほしいなと」。 さらに、「自分が(アイドルになって)ここまで変われたというのが結構あるので、同じように変わりたいというコに応募してほしいです」真剣な表情でと呼び掛けた。 同オーディションは、今月30日の正午からエントリーの受付がスタートする。