大谷翔平、ダルビッシュに“3の0”も対戦後には笑顔 第4打席に名手のグラブはじく痛烈なヒット
◇MLBパドレス6-3ドジャース(日本時間15日、ドジャー・スタジアム) ドジャース・大谷翔平選手はパドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場。ダルビッシュ有投手の前にノーヒットに倒れるも、第4打席に10打席ぶりのヒットを放ちました。 【画像】パドレスのダルビッシュ有投手 大谷選手は13日のパドレス戦で元ヤンキースの松井秀喜氏の持つメジャー日本人選手歴代最多175本塁打を記録。記録更新がかかる試合に立ちはだかったのは、WBCでともに世界一を経験したパドレス先発のダルビッシュ投手でした。 初回の第1打席は、ランナー1塁の場面。初球、ムーキー・ベッツ選手が盗塁し、チャンスが拡大。しかし、2球で追い込まれると、7球目のカットボールで空振り三振に抑えられます。 3回の第2打席では、ボール3から4球目のスライダーを空振りすると、フルカウントから6球目のスプリットを打ち上げ、サードフライ。ベンチに戻る際にはダルビッシュ投手から話しかけられ、笑顔をみせる姿もありました。 2点リードとなった5回、3度目の対戦は、ここも2球で追い込まれる展開。2球ファウルで粘りましたが、5球目のカットボールに空振り三振。ダルビッシュ投手の前に3打席0安打2三振に倒れました。 それでも大谷選手は、8回の第4打席、パドレス4番手の左腕ワンディ・ペラルタ投手と対戦。カウント2-2から5球目をとらえます。パドレスの名手キム・ハソン選手のグラブをはじく、打球速度174.7キロ(108.6マイル)の痛烈なヒットを記録。10打席ぶりとなるヒットでこの日は4打数1安打、通算打率.338としました。 チームは14四球を出すなど、投手陣ががふるわず逆転負け。パドレスとの3連戦は負け越しとなりました。