誰が出る? レアル、CL決勝予想スタメン紹介【MF】ピッチ内外で万能!? 輝きを失わない神童
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝、レアル・マドリード対ボルシア・ドルトムントが現地時間1日(日本時間2日 4:00KO)にウェンブリー・スタジアムで行われる。この大一番のピッチに立つのは誰なのか。今回はマドリーの予想スタメンをポジション別に紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照 【画像】レアル、CL決勝の予想フォーメーションはこちら!
DMF:エドゥアルド・カマヴィンガ(背番号12) 生年月日:2002年11月10日 23/24欧州CL成績:10試合0得点2アシスト 今季、本職のボランチだけでなく、センターバックもこなすなどハイパフォーマンスを続けていたオーレリアン・チュアメニだが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のバイエルン・ミュンヘン戦で負傷したことで、決勝のピッチに立つことができなくなった。すでにカルロ・アンチェロッティ監督が欠場を明言している。そんな同選手に代わり、アンカーの位置での先発が濃厚となっているのが、同胞のエドゥアルド・カマヴィンガだ。 16歳でトップチームデビューを飾るなど、レンヌ時代に“神童”と称されたフランス人は、レアル・マドリード加入後もその才能を遺憾なく発揮している。得点への直接関与数は決して多くないが、パスやターンの技術は極めて高く、独特なボールの運びからチーム全体に推進力をもたらすことも可能。守備では長い足を使ったインターセプトで相手の攻撃を食い止めることができ、様々な局面で中盤を引き締める。また、本職の中盤だけでなく、サイドバックもそつなくこなし、一方でピッチを離れれば華麗な指さばきでピアノを操るなど、公私ともに万能な点もこの男の大きな魅力だ。 CL決勝に挑むのはこれで2回目となるが、前回の2021/22シーズン、リバプール戦はトニ・クロース、カゼミーロ、ルカ・モドリッチの黄金トリオが揃っていたこともあり、たった4分間の出場に留まっていた。しかし、今度はスタートからピッチに立つことが濃厚。優勝した場合、掲げるのは同じビッグイヤーでも、2シーズン前に手にしたそれとは、また喜びも一味違ってくるのではないだろうか。
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