輪島の海女漁再開へ支援約束 三重協議会、見舞金も贈呈
三重県鳥羽、志摩両市と地元漁協などでつくる海女振興協議会のメンバーが4日、石川県漁業協同組合輪島支所(輪島市)を訪問した。能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市の海女が所属する組合に見舞金20万円を贈呈するとともに、漁再開に向けた支援に取り組むことを約束した。 面会では、被災した輪島の海女らが、地震で海底が隆起したため船が出港できない現状を報告。海女振興協議会の塚本明副会長は「復興まで時間がかかると思うが、いろんな知恵を出しながら皆さんに寄り添っていきたい」とあいさつして見舞金を手渡した。 受け取った門木奈津希さんは「海女さん一人一人に行き渡るようにしたい」と話した。