楽天の決済代行サービス「オンライン決済サービス」、「PayPay」「au Pay」にも対応
楽天カードは11月25日、法人・個人事業者へ提供している決済代行サービス「オンライン決済サービス」で、ID・QR決済(オンライン決済)の「PayPay」「au PAY」(ネット支払い)、「PAYSLE」(コンビニバーコード前払い)の提供、および口座振替サービスを順次開始すると発表した。 法人・個人事業者の多様化するキャッシュレス決済手段の一括導入を支援する。
ID・QR決済はこれまで、「楽天ペイ」(オンライン決済)を提供してきたが、グループ以外のID・QR決済も導入する。「PayPay」「au PAY」の追加で、多くの消費者が利用するポイントなどに応じてID・QR決済を選択できるようにする。
「PAYSLE」は消費者のスマホ画面に表示された電子バーコードをコンビニ店頭レジで読み取ることで、コンビニ支払いができるサービス。EC事業者は払込票を郵送することなく、消費者がスマホで支払いできる。
口座振替サービスは、消費者の口座から自動で代金を引き落とすサービス。消費者の入金にかかる手間を削減し、事業者の請求や督促など回収業務の軽減化につながる。 楽天カードの「オンライン決済サービス」は、「楽天市場」「楽天トラベル」などのグループサービスの決済代行サービスとして2006年10月に提供を開始。2021年からは楽天グループの取引先、さまざまな加盟店向けにもサービスを広げている。