【RIZIN】対戦相手の体重超過で試合中止のストラッサー起一が「ええ加減にせい、ごるぁ!」と怒りのマイクも「俺はお前を許す」
2024年3月23日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催された『RIZIN LANDMARK 9』。第8試合のRIZINウェルター級(77.0kg)5分3Rで、イゴール・タナベ(セラヴィー)と対戦するはずだったストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)がケージに登場。 【写真】榊原CEOと握手、次の試合が組まれることが約束された イゴールの体重超過で前日に中止となった試合。ストラッサーはマイクを持ち、手を震わせながら怒りをぶちまけた。 「今日、楽しみにしていてくださった皆さん、すいませんでした。僕も本当に悔しいです。ひとつだけ言わせてください。ええ加減にせい、ごるぁ! イゴール聞けよ。お前、準備期間あったはずやろ。プロとして失格や。皆さん、ここは軽いリング、ケージやないんですね。最高峰のリング、ケージなんです。生半可な気持ちで入れるケージやないねん。俺、43歳ですが3カ月かけて仕上げてきて、最高の状態でここにいる。試合したかった、42の魂見せたかったよ。イゴール、お前にも家族がおる。守るものがある。俺にもあんねん。死ぬ気でやってんねん、分かってくれよ」 しかし、ここまで言ったストラッサーは「だけどな、イゴール聞け! 完璧な人間なんておらんし、失敗は誰にもある。俺もたくさ失敗して今がある。だから今回の失敗は次に活かしてくれ。俺はお前を許す。もしお前がまだウェルター級でやる気持ちがあるんやったら、お前の挑戦、俺が受けたるよ、いつだってな」と、イゴールを許すと語った。 そして「俺もまだまだこれからがあるよ、42歳の魂、見せる。やったるよ。榊原さん、俺のこの怒りどうしてくれるんすか? 超RIZINでやらせてくれ! 以上」と、今回の代わりに7月28日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.3』で試合を組んで欲しいとアピール。 ケージに上がった榊原信行RIZIN CEOは「イゴールも精一杯やったと思いますが、出来なかったのはプロとして失格。ストラッサー、お前の怒る気持ちは分かる。本当に申し訳ない。イゴールがウェルター級で続けるかどうかは分からないですが、ストラッサーの試合は必ず組みますので時間をください」と、代わりとなる試合を組むと約束した。
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