最も大金を積まれたのは? 23/24冬の移籍金ランキング1~10位。新たな挑戦を求めた男たち
8位:ルーカス・ベラウド 生年月日:2003年11月24日 移籍先:サンパウロ→パリ・サンジェルマン 移籍金:2000万ユーロ(約28億円) 2023リーグ戦成績:24試合1得点0アシスト(ブラジル1部) 8位にランクインしたのは、移籍金2000万ユーロ(約28億円)を支払ってパリ・サンジェルマンがサンパウロから獲得したDFルーカス・ベラウドだ。 ベラウドは2022年7月にサンパウロの下部組織からトップチームに昇格した。初年度はリーグ戦の出場が3試合にとどまるも、翌2023シーズンはスタメン出場の機会を増やした。怪我による欠場もあったが、センターバックとしてリーグ戦24試合に出場して評価を高め、市場価値も250万ユーロ(約3億5000万円)から1500万ユーロ(約21億円)まで伸ばしている。 フィジカルや走力のみならずビルドアップ能力の高さもベラウドの特徴であり、最終ラインからの組み立てを苦にしていない。。移籍後に出場したリーグ・アン2試合でも、特にパスや配球面で印象を残し、そのポテンシャルを発揮している。このまま更なる成長を遂げ、タレント軍団の中で自らの存在価値を示し続けることができるか。
7位:ガブリエウ・モスカルド 生年月日:2005年9月28日 移籍先:コリンチャンス→パリ・サンジェルマン 移籍金:2000万ユーロ(約28億円) 2023リーグ戦成績:18試合1得点1アシスト(ブラジル1部) U23ブラジル代表に選出されているガブリエウ・モスカルドは2000万ユーロ(約28億円)の移籍金でコリンチャンスからパリ・サンジェルマンへ移籍した。冬の移籍金ランキングで7位につけている。18歳ながら高い身体能力を持つ守備的MFだ。 下部組織育ちのモスカルドがコリンチャンスのトップチームで初出場したのは2023年6月である。2023シーズンはリーグ戦18試合に出場し、デビューから約半年後にパリ・サンジェルマンへの移籍を果たしたのだから驚きだ。中盤で高いボール奪取能力を発揮し、優れたパスセンスで攻撃の起点にもなる選手である。 モスカルドは2024年6月までは期限付き移籍の形をとってコリンチャンスに残留することとなっている。パリ・サンジェルマンでのプレーを見ることができるのは来シーズン以降となるが、将来を嘱望され、複数のビッグクラブから注目を浴びたタレントには今から注目である。