英国王室一の働き者はおしゃれ上手としても有名! 英国アン王女のドレスアップ分析【後編】
故エリザベス女王の娘であるアン王女が2024年8月15日で74歳の誕生日を迎えました。ロイヤルの中でもファッショニスタとして知られ、公の場に姿を現すたびにそのエレガントなスタイルが注目されてきました。今回はそんなアン王女のドレスアップにフィーチャー! 前編とあわせてチェックしてみてください。 【写真ギャラリー】歴代英国ロイヤルプリンセスの上質なカジュアルルックギャラリー
ティアラ使い
華美すぎない上品で洗練されたジュエリーを好むアン王女。1969年、映画のプレミアにてネックラインにビジューがあしらわれたドレスに合わせたのは、カルティエのティアラ。トップをたっぷり膨らませたビーハイブヘアは当時の最先端のスタイルでした。
1970年、馬車でバッキンガム宮殿へ向かう時のワンシーン。エリザベス女王が結婚祝いとして義母から贈られたミーンダー・ティアラを、くるんとカールしたボリュームヘアに合わせて。
月桂冠、アンセミオン、ギリシャの鍵模様をあしらった、このミーンダー・ティアラは、若い頃から今に至るまで定期的に着用するアン王女のシグネチャー。2011年には娘のザラにもブライダル用としてこのティアラを貸与しました。
トラッドなチェック柄
英国の伝統柄であるチェック柄を公務服やドレスアップに取り入れて。2023年にスコットランドのブレーマーで行われた「ブレイマー・ギャザリング2023」では、兄のチャールズ3世、カミラ王妃とともにタータンチェックのスカートをまとって。
1995年、ロンドンのグロブナー・ハウス・ホテルで開催されたロイヤルカレドニアン・ボールにて。タータンチェック柄が個性を引き立てつつ、シックなグリーンを基調にした色合いがフォーマルなムードを高めています。
オーバーサイズのチェック柄のジャケットが、シックなコーデのアクセントに効いた1998年のロイヤル・アスコット。カラーを揃えたイエローのハットもセンスの良さを漂わせています。
洗練のマタニティルック
1981年、娘ザラが誕生する数週間前に撮影された貴重なマタニティスタイル。ブルーのプリントドレスに、白のケープ付きコートを重ねた洗練のスタイルは、頭に巻いたスカーフやブローチ、手袋といった小物使いもおしゃれムード満点です。