50代、6月は「押し入れ」の湿度に要注意。朝イチでやりたいジメジメ防止の習慣
梅雨真っただ中の今のシーズン。家のなかの湿気がたまり、気になります。とくに、ものをつめ込んだ押し入れなどは注意をしたい収納エリアのひとつ。整理収納アドバイザーの原田さよさんが実践している押し入れの湿気対策4つを教えてもらいました。 【画像】押し入れの収納の分け方
1:除湿のためのグッズを活用する
押し入れの中の除湿対策としては、除湿グッズを使うのがもっとも一般的です。私が除湿に使っているのは、調湿効果のある木炭の「炭八」です。以前は使い捨ての除湿剤を置いていたので、それを捨てるタイミングに合わせて、徐々に炭八に置き換えてきました。炭八で除湿するようになってからは、買い替えの手間が減りラクになっています。 また、スノコを置いてみるのもおすすめ。なお、スノコは空気が通りやすいよう、写真のような向きで置いています。私が押し入れの壁と床に置いているのは、軽くて扱いやすい、アイリスオーヤマの押し入れ用のスノコ(プラスチック)です。
2:定期的に戸をあけて換気、風を当てる
湿度が低めの日には、押し入れのふすまの両端をあけておき、このように湿気がたまらないようにしています。また、ときどき扇風機の風を片方のすき間へ向かって当て、空気が流れるようにしています。 今年の梅雨はメリハリ型だそうなので、晴れの日を逃さずふすまをあけて換気をしようと思います。
3:押し入れにものを詰め込み過ぎない
押し入れの湿気対策では、ものを詰め込み過ぎないことも大切です。整理する際は、少しずつ不要なものを処分していってもいいのですが、一度押し入れの中からすべて出してみるのをおすすめします。 押し入れにの奥には、何年も触っていないものや、収納していたこと自体忘れているようなものがありがちで、それら自体が湿気を含んでいることが多いからです。 押し入れは、ふだん使うものや、いついつ使うとわかっているものを収納したい場所。何年も出番がなく、入れっぱなしになっているものは、手放していきましょう。 思い出のものなど大切な品を押し入れに収納している場合は、置いておく上限を「このケースに入るだけ」というように決めると、残すか手放すかを判断しやすくなります。 なお、押し入れの収納は、図のように使用頻度にあわせて位置を決めると使いやすくなります。 いったん押し入れのものをすべて出せば、隅にたまっているホコリなども掃除しやすいです。この季節でも、湿気が少ない日に整理や掃除をしたほうがいいので、2週間天気予報などを見て予定を立ててみるといいと思います。