藤井聡太7冠「ハハッ」新年初笑い 指し初め式初体験の“長考”に杉本師匠から“指導”
藤井聡太7冠(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が6日、名古屋市の複合商業施設「ミッドランドスクエア」の名古屋将棋対局場での指し初め式に出席した。 【写真】師匠の隣で初笑いの藤井聡太7冠 愛知県瀬戸市在住の藤井や、師匠で名古屋市在住の杉本昌隆八段(56)ら東海地区の棋士と女流棋士計9人が対局場に並べられた4つの将棋盤でリレー形式の模擬対局で新春を祝った。 デビュー9年目にして初の指し初め式に緊張気味だったが、関係者らと盤を挟むうちに、笑顔が弾けた。 模擬対局だったが、途中で真剣は表情で“長考”する場面では、隣の杉本師匠から「上手は“長考”しないものだよ」と笑顔でアドバイスを受けると、「ハハッ」と声を出して、新年初笑い。 8日には叡王返り咲きを目指して、伊藤匠叡王(22)への挑戦権を争う本戦トーナメント1回戦で増田康宏八段と東京・千駄ケ谷の新将棋会館で対戦する。全8冠再チャレンジの25年が始まった。