中日、ドラフト1位指名公表せず 井上一樹監督「まだスパッと公表できる状況ではない」基本線は最速154キロ大学生左腕
中日は２３日、東京都内のホテルでスカウト会議を行い、２４日のドラフト会議で１位指名する選手を公表しない方針を示した。 スカウト会議には井上一樹新監督、松永幸男スカウト部長らが出席。２時間３０分以上に及ぶ会議後、報道陣の取材に応じた井上一樹監督は、候補を２、３人に絞ったとした上で「会議をすればするほどいろんな考え方があるな、となった。まだスパッと公表できる状況ではない。まだ考える時間があるので」とコメント。その上で「球団にマッチするのかを優先に」と続けた。 これまでドラフトの基本線は、最速１５４キロ左腕の関大・金丸夢斗投手（２１）＝神港橘＝が中心だった。神戸市出身の金丸は、兵庫・神港橘高時代の甲子園出場経験なし。関大進学後は１年秋からベンチ入りすると、２年秋には８試合に登板して６勝、防御率１・３３でリーグＭＶＰを獲得。４年間で通算４９試合に登板して、２０勝（９完投、７完封）３敗、防御率０・８３と圧倒的な数字を残していた。
中日スポーツ
