焼津みなとマラソンの大学対抗ペアは青学大が優勝 鶴川正也が個人1位 公認コースも運営ミスで学生の記録は参考扱いに
焼津みなとマラソンが7日、静岡・焼津市の焼津漁港新港発着で行われ、ハーフマラソン(21・0975キロ)の上位2人の合計タイムで争う大学対抗ペアマラソンは、今年1月の第100回箱根駅伝を制した青学大が優勝した。鶴川正也(4年)が1時間2分49秒で個人優勝、神田大地(3年)が1時間3分4秒で個人3位。合計タイムは2時間5分53秒だった。青学大勢は皆渡星七(3年)も1時間3分7秒で個人4位と健闘し、青学大勢が焼津でも強さを見せつけた。 大学対抗ペアマラソンの2位は2時間6分41秒で東洋大(薄根大河1時間3分10秒、馬場大翔1時間3分31秒)、3位は2時間6分51秒で国学院大(田中登馬1時間3分18秒、鎌田匠馬1時間3分33秒)だった。 東海大の可児悠貴が1時間2分59秒で個人2位と健闘した。 ただ、今大会のハーフマラソンは日本陸連公認コースで行われたが、大会サイドの運営ミスでコースが短くなってしまい、大学対抗ペアマラソンのタイムは参考記録扱いとなる。参加大学の関係者は「大会事務局が各チーム、選手に謝罪し、後ほど、コースがどれだけ短くなったか計測して報告します、ということです」と説明した。なお、大学対抗ペアマラソンより5分遅れでスタートした一般ハーフマラソンは正しいコースを走っているため、公認タイムになるという。
報知新聞社