堺正章 “堺”姓で芸能活動の愛娘に感謝「堺はパパで終わると思っていた…こんなに親孝行なことはない」
タレント堺正章(78)が、14日放送のBS12トゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん~昭和の大先輩とおかしな2人~」(月曜後9・00)にゲスト出演し、愛娘で女優の堺小春(30)について語った。 【写真あり】アワード表彰式で「まちゃあき~」と黄色い歓声 堺と元妻・岡田美里との間に94年、次女として生まれたのが小春。離婚後は岡田に引き取られ、父とは離れて暮らした。子役時代に演技経験はあるが、学業に専念するため活動を一旦休止。その後、堺小春の芸名で活動を再開した。 堺の父は喜劇役者の堺駿二さん。名字は芸名だが、愛娘が堺の名を継いでくれたことがうれしかったという。「“堺を継いでくれる”って言ってきた。うちは“栗原”が本名ですから、“堺はパパの時代で終わると思っていたから、パパにとってはこんなに親孝行なことはない。ありがとう”と」。感謝を口にしつつ、「これから長いこと、女優ということを表現して欲しいなと思っていて」と期待を込めた。 また小春の性格について、堺は「意外におじいちゃんの血を継いでいる部分があって、そんなに出しゃばっていかないタイプ」と説明した。 小春は舞台やドラマ、映画などに出演。19年にはNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」に、今年は連続テレビ小説「虎に翼」にも出演した。MCの笑福亭鶴瓶からは「ええドラマ出てますやんか」と振られた。堺は「ただね、出たからには認められないとダメなんで、ここを長いことかけてやってくれたら大変うれしい」と目を細めつつ、「堺を60年、父親から預かってやってきたから、これを娘に渡せるというのは(うれしい)」とあらためて語っていた。 演技では先輩になるが、堺は小春にダメ出しをすることはないという。「あんまりそのへんはないですかね。僕が父親から“もう時代が違うから”と言われたのと一緒で、娘のやりたい形で。そりゃ遠くから支援はするけど、近くで現場マネジャーみたいなことはできませんよと」と、自身の立ち位置を強調。堺自身は自分が出演した作品は見ないタイプだというが、小春の出演作は「見ることはすごく見やすい」と、チェックしていることを明かした。