【特集】息子が突然「起立性調節障害」に…『節約レシピ』で人気インスタグラマーになったシングルマザー 数々の苦難を乗り越えフォロワー30万人超 奮闘する日々に密着
完成した料理は、“ちょっと良い”カメラで撮影。照明は使わず、自然光を当てたほうが美味しそうに写るといいます。編集は自分のスマホで行い、文字を載せたらSNSに投稿。全部、独学で身に着けたものです。
人気インスタグラマーに駆け上がるまで、そう時間はかかりませんでした。3年前まで全くの素人だった主婦が、レシピ専門サイトからスカウトされ、食品メーカーからもレシピ考案の依頼が来るまでになりました。
毎日の買い物は、安い食材を求めて車で遠方まで出向きます。お目当ては、夕方になり“割引シール”が貼られたもの。事前に買うものは決めずに、その日安い食材で、作る料理を決めます。 (DOKINさん) 「ハムも安いですね、半額です。朝ごはんに使います。鶏ムネ肉が59円は、めっちゃ安いです。これ、買っておきます」
Q.何品、作れそうですか? (DOKINさん) 「4品ぐらい、できるかなと思います」 この日は、『2000円相当の買い物で、500円以上の割引』という徹底ぶりでした。
午前7時から、朝ごはんの準備。安く済ませるために、朝食は毎日ほぼ同じメニューです。 (長男・あいとくん) 「おはよう」 (DOKINさん) 「おはよ。ちょっと待ってね、もうできるから」 (りいちくん) 「おはよう」 (DOKINさん) 「おはよう。起きられた?」
子どもたちが食べている間、今度は長男・あいとくんのためにお弁当作りです。 (DOKINさん) 「安いときに買った鶏ムネ肉に下味をつけて、揚げる状態にして冷凍していたものを、前日に解凍しています」
安いときに買って冷凍しておくのも、節約のコツ。 Q.これで、いくらぐらいですか? (DOKINさん) 「いくらだろう…鶏ムネ肉は安いときに買っているので、300円もかかっていないです(笑)」
安くても、彩りと栄養バランスに妥協しないのが、母としてのこだわり。いつも残さず、キレイに食べてくれるのが嬉しいといいます。 (りいちくん) 「いつも料理がおいしいので。自慢できるお母さんです」
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