14ゴール奪っても古橋に厳しい評価 得点数半減の今季は「得点部分以外ではあまりチームに貢献していない」
古橋よりもアイダを評価する意見も
24日に行われたレンジャーズとのスコティッシュカップ決勝を制し、国内2冠で今季を締め括ったセルティック。 そのレンジャーズ戦で決勝ゴールを奪ったのは、ノリッジ・シティからレンタルで加入している大型FWアダム・アイダだった。 このゲームは最前線で古橋亨梧が先発しており、アイダはベンチスタートに。しかしアイダは途中出場からチャンスを掴み、後半アディショナルタイムに貴重な決勝ゴールを奪っている。 英『Football Fancast』はセルティックにアイダを完全移籍で獲得すべきと進言しており、現時点では古橋よりも良い選択肢だと主張している。古橋は昨季のスコットランドリーグ得点王ではあるが、今季は指揮官がブレンダン・ロジャーズに代わったこともあってペースを落としていた。ロジャーズのサッカーに合うのはアイダの方なのかもしれない。 「キョウゴは今季もまずまずの得点数を決めたが、無駄なフィニッシュが多すぎてチームメイトを失望させるなど、改善の余地も大いにあった。キョウゴはリーグ戦38試合で14ゴールを挙げたが、実に24回の『決定機』を逃している。これは彼が自分に訪れたチャンスを最大限に生かしていなかったことを示している。また、彼は得点部分以外ではあまりチームに貢献していない。 1試合平均でボールタッチは16.9回、パス成功率は67%にとどまる」 「アイダを完全移籍での獲得に切り替えることで、キョウゴよりも優れたストライカーを迎えられるかもしれないのだ」 古橋の数字も悪くはないが、昨季は27ゴールも奪っていた。そこから考えれば数字は半減していて、ロジャーズのスタイルに100%フィットしているとも言い難い。29歳を迎えている古橋は今後どう動くべきなのか。色々と考えさせられる夏となりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部