写真：長期離脱中のネイマール

サウジアラビアのアル・ヒラルがブラジル代表FWネイマールの登録を抹消する可能性が指摘されている。10日、複数メディアが伝えている。 今夏フランスのパリ・サンジェルマンからアル・ヒラルに加わったネイマールは、先月17日にブラジル代表として出場したワールドカップ2026南米予選のウルグアイ戦で負傷。左ひざの前十字じん帯と半月板を損傷する大ケガを負っていた。 手術は無事成功したものの、通常この類のケガは復帰までに10カ月以上を要することから、離脱期間の長期化が予想されている。 今回の報道では、アル・ヒラルがそんなネイマールの選手登録を一時的に停止し、空いた外国人枠で新たな選手を補強する可能性が指摘されている。サウジアラビアメディア『Arriyadiyah』によると、チームを率いるホルへ・ヘスス監督は1月の移籍市場で外国人の左サイドバックの補強を検討しているという。 現在アル・ヒラルの外国人枠はネイマールをはじめ、GKヤシン・ブヌ、DFカリドゥ・クリバリ、MFルベン・ネヴェス、セルヘイ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチ、FWアレクサンデル・ミトロヴィッチ、マルコム、ミカエルの8人で埋まっている。ネイマールを登録外にすれば外国人枠が1つ空き、新たな外国人選手の補強が可能となる。