F1=RB代表、角田は「誰も予想できなかった飛躍遂げた」
[ドーハ 29日 ロイター] - 自動車レースF1、RBのローラン・メキース代表は29日、同チームの角田裕毅について、今季に大きな成長を遂げたとし、よりビッグなチームで、より速いマシンに乗る準備ができていると語った。 RBは今季、コンストラクターズランキングでこれまでに46ポイントを獲得しているが、そのうち30ポイントが角田によるもので、9月のシンガポール・グランプリ(GP)後にダニエル・リカルド(オーストラリア)に代わってリアム・ローソン(ニュージーランド)を起用したチームの主軸となっている。 角田は今シーズン終了後にレッドブルのマシンでテスト走行する見込み。レッドブルは個人総合4連覇を果たしたマックス・フェルスタッペン(オランダ)とタッグを組む、セルヒオ・ペレス(メキシコ)の代わりとなるドライバーを探す可能性があるとみられている。 メキース代表は角田について、「今季、誰も予想していなかったような飛躍を遂げた。彼はそれを誇りに思うべき」とコメント。「より速いマシンに乗る準備ができていると思う。われわれももっと速いマシンを彼に与えたいと思っているが、彼はより速いマシンで、より速い、ビッグなチームで戦えると思う」と続けた。