米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で
ビットコイン調達のための新戦略発表
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、ビットコイン購入のために、今後3年間の間に420億ドル(約6.3兆円)の資金調達を行うと10月30日発表した。 マイクロストラテジーの社長兼最高経営責任者(CEO)であるフォン・レ(Phong Le)氏によれば、「21/21プラン」と銘打った同戦略では、追加資本を財務準備資産としてより多くのビットコインを購入するために使用し、より高いBTC利回り達成を目指すとのこと。 資金調達の目標金額である420億ドルは、210億ドルの株式と210億ドルの固定収入証券で構成されるという。 またマイクロストラテジーは、「BTCイールド(利回り)」の目標レンジを従来の4%~8%から6%~10%に引き上げた。 BTCの利回りは、同社の重要業績評価指標(KPI)とみなされている。なお2024年通年でのBTC利回りは17.8%であった。 マイクロストラテジーは、9月にもビットコインの追加購入の発表を行なっており、現在合計で約252,220BTCを保有しているとのこと。また同月、総額7億ドル(約984億円)の転換優先社債を発行しその一部をビットコインの購入に充てると発表していた。
あたらしい経済編集部