EVレース「フォーミュラE」が国内初の開催、4万円超チケット“3分で完売”[新聞ウォッチ]
一体全体何枚売れたのかも気になるところだが、その枚数までは報じられていもないものの、観戦チケットの一次販売が、カップ麺も温められないほどのわずか3分で完売したそうだ。 【画像全2枚】 電気自動車(EV)レースの世界シリーズ「フォーミュラE」が、いよいよ今週末の3月30日、東京都江東区の東京ビッグサイト周辺の公道も使用する特設サーキットで、国内で初めて開催される。鈴鹿サーキットなどで開かれている世界最高峰の「F1レース」と違い、走行時のエンジンの爆音や排出ガスも発生しない“エコレース”だが、きょうの日経の「東京・首都圏経済」面によると、「立ち見席でも4万円を超えるというチケットの一次販売では約3分で完売となった」などと取り上げている。 東京大会のコース長は約2.6km。その半分ほどは公道を用いるそうで、最高速度が320km/hにもなる「静かなマシン」が、ジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)でもおなじみの東京ビッグサイトをぐるりと一周するという。ただ、開催にあたって3月24日から4月2日まで複数箇所で交通規制が行われるが、「日本で初めての公道を使うフォーミュラカーレースとあって、愛好者からの注目度も高い」とも報じている。 フォーミュラEには日本車メーカーから日産自動車が2018~19年シーズンから参戦。大会に先立って開いた日産のイベントには実際のレース車両が登場し、ミニサーキットを走行。小池百合子都知事も出席し「脱炭素化のスピードを一気に上げていきたい」と意気込みを示したという。 また、東京都は3月30、31日にレースのパブリックビューイングや走行体験などを提供するイベントも同時開催。子供連れの家族などを対象に「仮面ライダーガッチャード」などの人気キャラクターと連携したイベントも開く予定とも伝えている。 2024年3月27日付 ●保険金支払い最大89億8400万円、ビッグモーター不正請求(読売・8面) ●次期戦闘機輸出解禁、政府決定、安保政策を転換(朝日・1面) ●赤字のローカル線存廃議論スタート、JR・国自治体全国初(朝日・31面) ●公示価格2.3%上昇、全国平均バブル後最大(毎日・6面) ●国産旅客機 開発へ再挑戦、経産省、35年めど、官民で5兆円投資(日経・1面) ●車の排出規制案、豪が一部緩和、業界の反発受け(日経・15面) ●ダイハツ、2部署新設、再発防止やコンプラ担う(日経・19面) ●国内初の公道高速レース、「EV版F1」都内で30日、観戦券、一次販売は即完売(日経・43面)
レスポンス 福田俊之