ファミリーキャンプに最適! サイズバリエーションも豊富「コールマンに聞く! 寝袋&寝具の基礎知識」【vol.04 複数人用・キッズ用寝袋】
キャンプに行く際の必須アイテム「寝袋」。寝袋といっても、さまざまな種類があります。今回はニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部の広報担当・神田新悟氏に、ファミリーキャンプに最適な複数人数用や子ども用の寝袋を紹介してもらいました。 【写真】親子で使えるコールマンのファミリータイプの寝袋を見る(全6枚)
2~3人が一緒に寝られる広幅のファミリータイプ
寝袋は基本的には1人に1つずつ使用しますが、なかにはファミリーキャンプに最適な複数人数用やキッズサイズのものもあります。 封筒型の寝袋では、2~3人が一緒に入れる広いサイズのファミリー用が人気です。例えば、「ファミリー2 IN 1/C5」は、気温5℃以上に適した寝袋で、家族が一緒に寝られる大型サイズです。 「幅が168cmのゆったりサイズで、リサイクル生地を採用しています。小さなお子さんなら、親子3人が川の字で並んで寝られるサイズです。上下を切り離して1人用としても使える便利な2in1タイプで、カップルにもお勧めです」 また、幅がダブルサイズでファミリー用の寝袋として使えるうえ、丸めて畳めばかなりコンパクトになり、普段からクッションとして使えるタイプの便利なアイテムもあります。 「『アドベンチャークッションバッグ/C5』」は、やはり上下に分割して別々に使うこともできます。普段は畳んでサイト内のリビングや家でもクッションとして使えるなど汎用性があるので、一つあれば重宝します。ミニバンに合わせたサイズで、車中泊や防災用としてもお勧めです」
身長に合わせてサイズ調整ができるタイプも
一方、子どもが大人用の寝袋を使うと余分な空白が出てしまい、保温性が損なわれる可能性があります。その点、子ども用サイズのマミー型なら、フィット感が増して余白が生まれにくく、その分保温性が高まります。 「例えば、『キッズマミー アジャスタブル/C4』は小学生用サイズの寝袋で、約140~170cmの間で身長に合わせてサイズを調節できるタイプです。身長に合ったサイズを選ぶことでスペースをなくせるので、暖かさをよりキープすることができます。 また、開口部が大きい収納ケースが付属しているため、お子さんが自分で収納しやすいようになっており、宿泊行事などにもお勧めです」 サイズの合った寝袋を選ぶことで、より保温性が高くなり、安眠が保たれます。なお、洗濯機で丸洗いできるかどうかも、清潔さをキープするポイントなので要チェックです。
塩田真美