アルファ・ロメオ初の電動SUV 新型ミラノ、2024年4月初公開へ 「ミト」後継EV
高性能クアドリフォリオも検討中
インパラートCEOはまた、高性能モデルのクアドリフォリオも検討中だが、顧客のニーズを判断するまでは確定しないと述べた。 「わたし達は、お客様が望むことをすべて行う準備ができています。しかし、クアドリフォリオ・バージョンがどの程度受け入れられるのか、また、どの程度の価格が許容されるのかをまずテストしたいのです」 アルファ・ロメオは世界販売台数の約40%をミラノが占めると予測しているが、インパラートCEOは「より多く売ること」よりも「利益を生み出すこと」に重点を置いていると強調した。 しかし、もし需要が予測を大幅に上回ったとしても、ポーランドのティチー工場にはそれに応えるだけのキャパシティがあるという。「月に5000台売れれば月産5000台、月に1万台なら月産1万台です」 一方で、値引きに頼ることはないとしている。 「一部市場で見られるような価格競争、つまり安易な金儲けや安易な値引きに走るつもりはありません」 「そんなものは必要ありません。ここ数か月に(一部で)見られたような強引な値引きには従いたくない。クルマの価値を壊したくないのです」
フェリックス・ペイジ(執筆) 林汰久也(翻訳)