金沢大学が新たな観光創造へ 大学の知財や人材活用
北陸朝日放送
大学の知識や人材を使って、地域のニーズに応えた新たな観光の価値を創造しようという金沢大学の取り組みが、内閣府の事業に採択されました。 採択された金沢大学の取り組みでは、珠洲市や加賀市など県内4カ所に、サテライトオフィスを設置し、大学と地域をつなぐコーディネーターを配置します。 地域のニーズと大学の研究データや人材をかけ合わせ、旅行者と住民双方にとってより良い、新たな観光を生み出すことが目的です。 珠洲市では震災前の記憶を可視化し、価値を生み出そうと関東や関西の大学と共同で、三崎町の被災前の様子をジオラマで再現するなど活動を行っています。 このほか金沢大学では加賀市で温泉などの観光資源が健康にどのような影響を与えるのかという実証実験も、今年度中に行う予定です。