宝塚歌劇団100周年を彩った元トップスターらが終結。（左から）龍真咲、壮一帆、柚希礼音、蘭寿とむ、凰稀かなめ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　宝塚歌劇団の創立100周年を飾った各組トップスター5人が集結する「RUNWAY」（12月4～15日）のゲネプロが3日、大阪・梅田芸術劇場で行われた。 　元花組トップの蘭寿とむを筆頭に壮一帆（雪組）、柚希礼音（星組）、凰稀かなめ（宙組）龍真咲（月組）、さらには北翔海莉（星組）、110周年を彩った元花組トップの柚香光と華やかな面々がステージを彩った。 　100周年記念公演を担った龍の「TAKARAZUKA花詩集100！！」を筆頭に、それぞれトップ時代に上演したショー作品の代表曲を披露。 　トークでは100周年式典の思い出や、在団時代の失敗談に花が咲き、蘭寿が「面白すぎてもっと聞きたい！時間ない！」と嘆くほど。この日は、柚希がダンスで足を高く上げ手に当てるシーンで「突き指やと思ってたら、小指折れたんです」などと告白。「目が悪い」という柚香が「絶対ここではダメだろ、というシーンでコンタクトレンズが…」と話し始めると、柚希が相手役だった夢咲ねねについて「ねねがめちゃ取れんねん。結構、感動的なシーンで」などと暴露するなど、在団中同様、トークシーンをリードし会場をわかせた。公演は15日まで。KAAT神奈川芸術劇場で21～29日まで行われる。