「ゆのまち加賀」テナント決定 12月開業・にぎわい交流施設 「オリエンタルブルーイング」「cafeよつばハウス」
●市議会新幹線・観光誘客特別委 加賀市議会新幹線・観光誘客特別委員会は14日開かれた。市側は12月1日にオープンする北陸新幹線加賀温泉駅にぎわい交流施設「ゆのまち加賀」のテナントについて、「オリエンタルブルーイング加賀店」「cafeよつばハウスゆのまち加賀店」の2店に決まったと報告した。 オリエンタルブルーイング(金沢市)はクラフトビールを製造する工房兼飲食店で、同市と富山市に店舗を展開し、加賀店が5店目。クラフトビールやナポリピザを提供する。 cafeよつばハウス(加賀市)は市内のカフェが出店。コーヒーやケーキをはじめ、チキン南蛮やオムライス、カレーの洋食に加え、そば、うどんの麺類もメニューに加える。 指定管理者のホクタテ(富山市)が誘致した。指定管理者を巡っては、今年3月に候補との協議が不調となったため、6月から再公募した経緯があり、オープン目前にしてようやく入居テナントが決まった。 市側は7~9月の観光入込客数を報告した。2019年比65・8~75・3%で推移し、コロナ禍前に戻らなかった。8月は前年比92%となり、台風や南海トラフ地震臨時情報が影響したと説明。北陸新幹線の乗り換えの影響についてはJR利用客が増える冬季の動向を注視する意向を示した。