【ESGまとめ読み】エネ移行チームでも人員削減、ファンド清算急増
(ブルームバーグ): 押さえておきたい世界のESG(環境・社会・企業統治)主要ニュースをまとめ読み(5月11~17日)。
バークレイズ、新設のエネルギー移行チームでも人員削減
英銀バークレイズ銀行で最も注目されるディールメーキングチームでさえ、同行のコスト削減の波を免れることはできない。今年に入り設立されたエネルギー移行に重点を置くチームから6人が削減されると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
米ETF市場でESGファンドの清算急増-先行きに暗雲
米国の上場投資信託(ETF)市場でESG重視のファンドが低迷している。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のシニアESGアナリスト、シャヒーン・コントラクター氏によると、ESGの原則に沿っていると分類されたETF少なくとも27本が今年これまでに清算された。
みずほFG、水素やアンモニアの製造強化に2兆円融資へ
みずほフィナンシャルグループ(FG)は16日、脱炭素化に資する水素やアンモニアの製造を後押しするため、これらの製造分野へ2030年までに2兆円の融資実行を目指すと発表した。発表によると、融資対象は水素やアンモニアのほか、水素と二酸化炭素(CO2)を原料に合成した「eメタン」の製造分野など。
CAT債のリスクモデル改良を迫られるヘッジファンド
2023年に最も高い収益を上げたヘッジファンド戦略の原動力となった保険リンク証券(ILS)のリスクモデルが、気候変動が巻き起こす比較的小規模な自然災害を巡って試練にさらされる場面が増えている。
EQT、再生可能エネルギー企業OX2に買収提案
スウェーデンの投資会社EQTは、国内の再生可能エネルギー企業OX2の株式非公開化を目指すことを通じ、環境関連投資への取り組み強化する意向だ。
その他のESGニュース
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Satoshi Shizume