JRA施設でまた騎手のスマホ使用、永野猛蔵騎手が引退…偽装工作や療養中に親族への予想行為も
若手騎手2人は30日間の騎乗停止処分
日本中央競馬会(JRA)の永野猛蔵騎手(22)が、競馬場の宿泊施設に使用が禁じられているスマートフォンを持ち込んで通話していた問題で、JRAは13日、処分を決める裁定委員会を開いた。JRAは1年間の騎乗停止処分を通知したところ、永野騎手から引退届が提出されて受理された。
JRAによると、永野騎手は昨年5月から先月まで継続的にスマホを持ち込んで使っていた。同施設に入る際、もう1台のスマホをロッカーに預ける偽装工作もしていたという。また、自身が負傷療養中、親族に競馬の予想を伝えていた。
JRAは永野騎手と通信をしていたなどスマホ使用に関連し、新たに若手騎手2人を30日間の騎乗停止処分とした。