いつもの“レトルトカレー”を劇的においしくする「ひと手間」
工夫3:ガラムマサラをふりかける
レトルトのカレーはコクがありますが、香りはそれほど強くないので、ガラムマサラという香辛料を加えます。聞き馴染みがない人もいるかもしれませんが、スーパーの香辛料売り場にはたいてい置いてあります。分量はお好みですが、1皿あたり小さじ3/4くらいまでが適量でしょう。
工夫4:2つめの辛さとしてブラックペッパーを追加
辛みに輪切りの唐辛子を入れましたが、もうひとつ最後にブラックペッパーをかけましょう。「辛みも1種類ではなく2種類入れることで、より複雑な辛みになって、レトルトカレーに思えない味わいになりますよ」とマスター。たしかに食べる場所によっていろいろな味や辛みが出てくるところがおいしさのポイントかもしれません。
工夫5:野菜がよく見えるように配置する
野菜はご飯にカレーをかけたあとでよく見えるように飾りつけましょう。野菜たっぷり感を出せば、レトルトではないという感じに仕上がります。 ◇◇◇◇ 喫茶店のマスターいわく、このレトルトカレーアレンジは、食べる人をよく観察するのがポイントだそうです。そういえば、筆者もカレーライスを食べ終わったところで、マスターから「辛さ、大丈夫でした?」と何度か聞かれたことを思い出しました。つまり、食べ終わった人が「ちょうどいい辛さ」と言った辛みの分量をよく覚えておくのだそうです。 また、お子さんや辛いのが苦手な人には野菜だけ入れ、辛みは入れず牛乳を入れるといいそうです。1人分のカレーをさっとつくるときは、このレトルトカレーアレンジをぜひ試してみてください。「これがレトルト?」と驚きますよ。 監修・文/増田剛己 WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。 ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。 ※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部